競馬コラム


羽田盃、展望

 地方3歳勢として最強の称号を持つシーチャリオット出走で注目される、南関東3冠第1戦・羽田盃が11日に行われる。

 04年時はホッカイドウ競馬のモエレフェニックス、モエレアドミラル、シーチャリオットと同じく南関東のエスプリフェザント、JRAのプライドキムなどが注目を集めていた2歳ダート馬だが、あるものはダートから芝にその舞台を移し、あるものは挫折するなど2歳時の評価を3歳になっても維持している馬は少ない中で、シーチャリオットはむしろ2歳時の評価が高まる一方。初年度からゼレンカなどを出しているダーレージャパンの2期生で、船橋・川島厩舎、内田博幸騎手と地方最強コンビに脇を固められ圧勝に圧勝を重ねてきた。

 前哨戦の京浜盃もドロドロの馬場の中、危なげなく5馬身差圧勝。ここも通過点でしかなく、01年のトーシンブリザード以来となる8頭目の南関東3冠馬となるのは確実だろう。

 シーチャリオットの相手探しとなるわけだが、マゼルブラストが面白い。3戦続けて2着と勝ちきれないが、それもそのはず。シーチャリオット、ナイトスクールなど南関1線級が相手はやむをない。しかし、その強敵を相手にさほど離されず最先着(他のレースで圧勝している相手にしては)しており、今回も2〜3馬身差離れた2着にこの馬がいる可能性が高い。

 こういう際立って強い馬が1頭いるときに怖いのが南関東の名手達。着狙いで、人気薄の馬を2着、3着に巧く持ってくるからだ。下手に有力馬に跨る他のジョッキーが色気を出してしまうのを尻目に、名人芸的に人気薄を持ってくる。的場騎手のボンネビルレコード、石崎隆騎手のスプリームシュガーの馬券は持っておいたほうがいいだろう。


競馬コラム
HOME