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NHKマイルC、ラインクラフト変則2冠達成
8日、東京競馬場で行われた第10回NHKマイルC(3歳、G1・芝1600m)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気ラインクラフト(牝3、栗東・瀬戸口勉厩舎)が道中好位の内でレースを進めると、直線では逃げたエイシンヴァイデンの内を突き、早め先頭に。同じく桜花賞からの参戦(3着)の10番人気デアリングハートの追撃を1.3/4馬身差凌いで、史上初となる桜花賞、NHKマイルCの変則2冠を達成した。勝ちタイムは1分33秒6(馬場は良、レースレコードは04年キングカメハメハが出した1分32秒5)。牝馬の優勝は97年のシーキングザパール以来、8年ぶりで史上2頭目の快挙となる。
1番人気に支持されたペールギュントは1000m通過59秒4というスローペースに泣いて4着に、前走NZT(G2)を制して3番人気に支持されたマイネルハーティーは12着に敗れた。
同レースを制したラインクラフトは父エンドスウィープ、母マストビーラヴド(その父サンデーサイレンス)という血統で、叔父に3月27日の高松宮記念(G1)を制したアドマイヤマックス(父サンデーサイレンス)がおり、祖母にダイナシュート(京成杯3歳S-G2)がいるファンシミン系の出身。ラインクラフトは叔父のアドマイヤマックスが高松宮記念を制したわずか2週後に桜花賞を制しており、G1を連勝。通算成績を6戦5勝(うち重賞4勝)とした。今後はオークスには向かわず放牧。秋の秋華賞(G1)を目指す。
デビュー以来一貫してラインクラフトの手綱を握っている福永祐一騎手は今年行われた6つのG1のうち、フェブラリーS、桜花賞、そして今回のNHKマイルCと半数にあたる3つのG1を勝利するなど絶好調。通算では9勝目で、二桁の大台に向けてあと1勝とした。
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