05年新種牡馬情報


アグネスタキオン
-無敗の皐月賞馬-

戦績・戦績解説
注目産駒

■短評
 いまだに名レースとして語り継がれている00年ラジオたんぱ杯3歳S(G3)。クロフネ、ジャングルポケットなどを一瞬のうちに切り捨てたその瞬発力・切れ味から受けた衝撃はディープインパクトのそれと比較しても決して見劣りするものではなく、むしろディープインパクト以上の衝撃だった。3冠確実と言われながらも1冠で終わってしまっただけに、産駒にかかる期待は大きく、サンデーサイレンスの最高傑作としてアグネスタキオンを推す人も少なくない。

■プロフィール
 1998年生、栗毛。早来・社台SS繋養。芝向きで、活躍距離は2000m〜2400mと思われる。初年度における種付け頭数は05年新種牡馬の中でトップとなる199頭(当時、新種牡馬として過去最高、05年シンボリクリスエスが217頭で更新)で、血統登録された初年度産駒は148頭。

■血統
 父サンデーサイレンスは言わずと知れたスーパーサイアー。芝・ダート、短・中長距離を問わず活躍馬を輩出しているが、基本は芝中距離の瞬発力タイプ。

 母アグネスフローラは無敗で90年桜花賞を制した名牝で、繁殖牝馬としてもアグネスタキオンの全兄にあたる00年のダービー馬アグネスフライトを輩出している。さらに、アグネスフローラの母アグネスレディーも79年のオークス馬で、親子3代に渡ってクラシックホースとなっている超一流のファミリー。牝系はヘザーランズ〜イコマエイカン系。

■産駒
 国内最上級クラスの繁殖牝馬が何頭もアグネスタキオンにつけられており、繁殖牝馬の質はかなり高い。ただ、サンデーサイレンス産駒の種牡馬一年目は往々にして不振に終わることが多く、その点が気がかりなのと、アグネスフローラからくる母系の体質の弱さがアグネスタキオン産駒に遺伝してしまわないかという点に不安が残る。とはいえ、同じく瞬発力に優れたアドマイヤベガと同じようにアグネスタキオンの持つ瞬発力が産駒に受け継がれれば父を継ぐ超大物が出てもおかしくない。

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