海外競馬情報
香港競馬解説
●概要
香港競馬はオーストラリア、ニュージーランドとの関係が深いことが特徴でしょうか。自国で馬産をしていないため、オーストラリア・ニュージーランドで生産された馬を購入して走らせることが多いですし、オートストラリア・ニュージーランドで走っていた馬が移籍というケースも多いです。オーストラリアの騎手が香港で騎乗することも多く、プレブル、モッセなどの騎手が香港で騎乗しています。
●主な大レース(05年度)
3/13 香港ダービー(香G1・芝2000m)
4/24 クイーンエリザベス2世C(香G1・芝2000m)
5/14 チャンピオンズマイル(香G1・芝1600m)
12/11 香港ヴァーズ(香G1・芝2400m)
12/11 香港C(香G1・芝2000m)
12/11 香港マイル(香G1・芝1600m)
12/11 香港スプリント(香G1・芝1200m)
●競馬場
シャティン競馬場とハッピーヴァレー競馬場と2つの競馬場があります。19世紀からの歴史を誇るハッピーヴァレー競馬場ですが、78年にシャティン競馬場ができてからは基本的に大レースはシャティン競馬場で行われており、ハッピーヴァレーではハンデ戦がメインのようです。シャティン競馬場は右回り・平坦コースのオーソドックスな競馬場で、幅は30m、直線は430mと長め。近代的な競馬場で、04年には開閉式屋根付きパドックが開設。
●競馬シーズン
競馬シーズンは9月ごろから6月ごろまでで、南半球に類似したシーズン形態。夏場はシーズンオフ。
●馬券事情
12種類の馬券が売られており、億馬券が飛び出すなど一攫千金という度合いが強いです。そのためか、スポーツ・文化的側面よりもギャンブル的側面が強く、その点では日本とよく似ています。
●馬産
競走馬の生産は行われておらず、香港で走る競走馬は全て外国から輸入された馬となります。輸入されるのはオーストラリア・ニュージーランドなどオセアニアが中心です。
●主な現役馬
サイレントウィットネス
香港が世界に誇る香港競馬史上最強馬。5月14日のチャンピオンズマイル(香G1)に出走予定で、その後安田記念(G1)参戦、米最強馬ゴーストザッパーとのマッチレースなどが噂されています。
ケープオブグッドホープ
04年のスプリンターズS(G1)で3着したことでも知られる香港N0.2スプリンター。サイレントウィットネスには頭が上がらないものの、オーストラリアS(豪G1)を制すなど国際的に活躍しています。
ヴェンジャンスオブレイン
香港ダービー、クイーンエリザベス2世Cと連勝した香港の新星。香港ダービーの直後にオーナーが亡くなるという出来事があり、弔い合戦となったクイーンエリザベス2世Cでは海外からの実力馬を蹴散らして勝利しました。
●主な騎手
D.ホワイト
南アフリカ出身で、昨年来日して活躍したことでも記憶に新しい香港No.1ジョッキー。現在まで4年連続で香港リーディング1位を獲得しており、言うならば香港の武豊。アンブロワーズに騎乗した函館2歳S(G3)では、やや強引な騎乗が見受けられましたが、それでも日本での活躍ぶりはさすがの一言。かつては、98年安田記念(G1)でオリエンタルエクスプレスに騎乗しタイキシャトルの2着、99年ジャパンC(G1)ではインディジェナスに騎乗しスペシャルウィークの2着などの実績があります。
F.コーツィー
D.ホワイト騎手と同じく南アフリカ出身で、サイレントウィットネスの主戦騎手として有名です。
●主な調教師
A.クルズ
サイレイントウィットネスなど数多くの有力馬を管理する現在の香港No.1トレイナー。香港の藤沢調教師と言えるでしょうか。
I.アラン
オリエンタルエクスプレス、インディジェナス、フェアリーキングプローンなどを管理していた、香港を代表する名伯楽でしたが、残念ながら04年引退しました。元々シンガポールで調教師をしていて、香港に移籍してきたのですが、シンガポールに残してきた母親の健康状態が良くないようで、そのために引退となりました。
●日本馬の遠征
日本から近い距離にある香港には日本馬の遠征も盛んで、エイシンプレストン、アグネスデジタルの活躍は広く知られています。95年にはフジヤマケンザンが香港C(当時は香港国際C-香G2)を制し、日本調教馬として初の海外重賞制覇を飾りました。
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